8時ちょうどのガルカ2号で

通勤途中で駅の階段を上るときに、別に発車間際でもないのに急に二段飛ばしで駆け上がり始めると十中八九は後ろの人達も走り始める。そして上り切ったところで平然と歩きながら後ろを振り返ると、走らされた人たちが、息を切らせながら階段を上ってきて、その七割方は親の仇のような目で睨んでくるので、退屈な朝の出勤にはまじおすすめ、残りの二割は朝の運動で俺貧血で、最後の一割は無言で殴られる。