ロックンロール

ロック「どうもー、ロックでーす。」
ロール「ロールでーす。」
ロック「二人合わせてー、とかやりませーん。」
ロール「低体温でーす。」
ロック「チーズ並でーす。」
ロール「さて。」
ロック「うむ。」
ロール「この前おばさんが買物袋を提げて歩いておった。」
ロック「うむ。おばさんだな。」
ロール「そうだ、おばさんだ。正しいおばさんだ。」
ロック「ジャスティスだな。」
ロール「ジャスティスおばさんだ。」
ロック「そのおばさんオブジャスティスがどうした?」
ロール「どういうわけか、買物袋からキャベツが転がり落ちた。」
ロック「道路にか?」
ロール「道路に。」
ロック「悲劇だな。」
ロール「悲劇オブジャスティスインおばさんだ。」
ロック「それで、その悲劇オブボーイミーツガールはどうした?」
ロール「拾わんのだ。」
ロック「拾わんのか。」
ロール「拾わん悲劇オブジャスティスインおばさん1993だ。」
ロック「で、キャベツオブジャスティスはどうなった。」
ロール「さて、それなんだ。」
ロック「歩き出したか。」
ロール「ウォーキングキャベツか。そんな素っ頓狂なことは起きない。」
ロック「そりゃすまん。」
ロール「その代わりに、おばさんバイザウェイはキャベツを傘の先端で。」
ロック「ぐさっと?」
ロール「どっちかと言えば、ざくっとだな。」
ロック「ざくっとキャベツオールフォーワンか?」
ロール「さっくりキャベツの月見風ソース和えだな。」
ロック「それはすごいな。」
ロール「おばさん、そのまま傘の先にキャベツ刺して、掲げてったわ。」
ロック「それはロックだな。」
ロール「ロールだろ?」
ロック「二人合わせてー。」
ロール「とかやりませんからー。」
ロック「低体温でーす。」
ロール「フローリング並でーす。」