ないないない加地じゃない

久しぶりです。
引越しでネットがつながりませんでした。
内装工事で電話回線を断線って素晴らしいクオリティですね、大家さん。

そういえば、26にして初の自力引越しです。
前の家に8年住んで、その時は高校→大学だったので、親がほとんどやっちゃったもので。
中々楽しいですね、引越し。色々考えたりして。
テーブルの上にシクラメンを飾ったり。いや、買ったことないけど。
胸元から胸毛を出してちょい悪を気取ってみたり。いや、生えてないけど。
板が長いのに体重足りなかったりね。

8年間ってのはなんだかんだ色々ありまして、前のアパートについては納豆事件など(希望があれば詳細を書きます。恐怖の実話です。)嫌な思い出がたくさんありました。
思えば、東京に出てきたのは18の時、親父はその時42歳でした。
今では俺は26歳、親父は50歳になっています。
そりゃ色々ないほうがおかしいってもんです。

ここで俺はあまりにも天才なので一つの事実に気が付きました。
俺が18歳の時・・・・42歳・・・・俺が26の時・・・・50歳・・・・?
つまり、俺が1歳の時、親父は24歳・・・・当然のことだと思っていたが、これはすごい。

よく考えて欲しい。
俺は1歳の時、親父はなんと24倍の年だったわけです。
しかし、6歳になると、その差は5倍。12歳になると、たったの3倍。
みるみる差が縮まっているのです。
18だと42なので、2.33333倍、24の時は1.923077倍・・・・つまり、このまま行くと、俺は親父の年に追いついてしまう!!
これもひとえに俺の成長の早さによるものだ。さすがとしか言いようがない。

そんなのわからないって?
いやいや、親父が1000024歳になれば、俺は1000000歳。
その差はたった1.000024倍なのですよ?
いずれ追いつくのは自明の理。このまま追い抜くのも時間の問題でしょう。
親父の気持ちをポルナレフ風に言うと「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ。『おれは奴の父親だと思っていたら、いつの間にか息子になっていた』な…何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ」といったところでしょうか。

しかも、そのまま親父の年齢直線を突き破った俺の上昇線と同じ角度にロケットが発射されるのは宇宙歴5XXX年のことです。
「ロケットが火星に出発いたします!お乗りの方はお急ぎください!」
「待ってください!今、夫が来るので!」
「いいえ、待てません!ここでの一分の遅れが、あちらでの数年の遅れになるのです!」
「ああ、そんな!待って!!」
「待てません!乗り遅れた人は砂と一緒にこの星に埋まる運命なのです!!出航します!!」
「あなたぁぁぁーーーー!!」
「メェテルゥゥーーーーー!!」
「メロって名前はふざけてんのかーーーー!!」



新居は中々快適です。