ヤンカービーティー天気予報

さて、どうしようもないくらい暑いわけだが、おいおい、暑い暑いと言ってもお前の面の皮よりは厚くねえや、たはは、こりゃ、まいったね、親方にはかなわねえや、ずずーずずーずずー(そばをすする音)、と一席ぶってみたくなるくらい暑い、35度といったら45度に10度足りないだけで、その10度分を稼ぎ出すためにアンナは路上で体を売ることにしました、しかしアンナにはとても悪い癖があって次第に客が買ってくれなくなってしまう、その癖とは常に右手に小型ナイフ、左手に大型ナイフを持っていることで、抱きついた瞬間に怪我をする可能性があるからだった、おまけに支払いも受け取れない、アンナはとても悲しんだが元々持っていた富士通株の急騰で10度分のお金を支払うことができるのだった、しかしアンナの悲劇は終わらない、富士通株を換金しようとしたのだが、株券をナイフで挟んでいったところ、強盗と勘違いされ、ただちに射殺されてしまった、「ジークフリード…」スローモーションで崩れ落ちながら口にした名前はアンナのでたらめであったことは言うまでもなく、「誰なんだよジークフリード!!」、「え?呼びました?」、ジークフリードデトロイト一のアイスクリーム職人であったことはこの街で知らない奴はもぐりだ、もぐりのアイスクリーム職人だ、もぐりのアイスクリーム職人のメニューはバニラ、マニラ、キマイラ、ストロベリー、ハル・ベリー、チョコチップ、ファウルチップ、チッパージョーンズ、ジョーンズ博士、「ジョーンズ博士、ついにタイムマシンが完成しましたね」
「うむ、これで我々は自由に過去に行くことができる」
「おめでとうございます」
「ありがとう、では早速、ブライアン君、乗ってみてくれないかね」
「え、いやっす」「え、いやなの?」「だって、あぶねっすよ」
「いや、あぶないけど…乗ってみたくない?」
「乗ってみたいけど、あぶないっすもん」
「まあそうだけど…でも人類初だよ?」
「いやっす」
「かっこいいよ?もてちゃうよ?モテモテだよ?」
「もてたいなぁ〜」「じゃあ、行こうか」
「ういっす!」
「行き先は!?」「モテモテ王国で!」
「ラジャー!!」(以上、ヨハネ黙示録より抜粋)
現在の気温上昇の原因はタイムマシンによる大気の歪みが原因だとも言われており、「谷村新司」を英語っぽく言うとかなりタイムマシンに似ているということが気象庁により発表されました、これはいわゆる「バレーヴィレッジ現象」と呼ばれるもので、毎年夏に前線が不安定な状態もしくは思春期になると起こりますので、不安定な前線に変えて潰し屋のボランチを投入するまたはスポーツに熱中するなどして、どろどろに守り倒してください、以上、天気予報でした。