トッテナム大好きドラえもん

職場で他の部署なのだが、どう見てもドラえもんとしか形容できない女性がいる。別に太っているわけではない。便利な道具で仕事をあっさり終わらせるわけでもない。むしろ仕事はできない。顔は多少丸い。だが、そんな外見のことはどうでもいいのだ。もう、なんていうか「たたずまいがドラえもん」。説明は難しい。一旦そう思えてくると、手は丸にしか見えないし、足もなんか地面から浮いてるような気がする。今にもスモールライトと間違えて翻訳こんにゃくを出してきそうだ。

同僚にこれを言ったら「あぁ〜〜!」と至極納得してくれた。みんなそう思っている。ああ!言っていいのだろうか!「あなたはドラえもんよりもドラえもんナチュラルボーンドラえもんですね。エッセンスドラえもん。」と言っていいものだろうか!!もう俺は気になって気になってしょうがなくて、夜も眠れず昼眠り、昼飯の代わりに夕飯を三倍食う始末である。ここで俺ははたと気付く、ああ、これが恋…?まがうことなき真実の愛…?教えてドラえもーん!