昔アラブの偉いオボドさんが

「あ?てめえ、何見てんだよ?」
「俺か?俺か?見てねえよ。」
「見てんだろが、こら。」
「見てねえっつってんだろ、自意識過剰なんだよ。」
「ああ?なんだよ、てめえ、喧嘩売ってんのか?」
「喧嘩売ってんのはそっちだろーが、はげ。」
「誰がはげだ、こら、インポ野郎。」
「誰がEDだ、誰がペレだ、この改革者。」
「何が郵政民営化だ、誰が解散会見でマジギレだ、この売名野郎が。」
「俺は杉田かおるか、ホリエモンか、え、この夢追い人。」
「借金背負って太平洋ヨット横断か、無職でSASUKE挑戦か、ええ、おい、このおもしろオリンピックめ。」
「あ?バック走50Mか、それともバットぐるぐる棒高跳びか、え、珍ネームめ。」
「なんだと、俺はエレーナ・イシンバエワじゃねえぞ、アルティントップなんて名前でもない、この誰が買ってるのかわからないアーティストめ。」
「あ?誰がカジヒデキだこら、誰がEXILEだこら、誰がMr.BIGだ、こら。ええ、この2年後には消えていくアイドルが。」
「なんだと?誰が若槻千夏だ、誰がMEGUMIだ、誰がモコミチだって、おう、この勢いだけでやっちゃった野郎め。」
「俺は歴代アメリカ大統領か、俺は新党大地か、俺は呪怨ハリウッド版か、俺は楽天ゴールデンイーグルスか。ええ、おい、この忘れ去られたものたちめ。」
「うるせえ、俺は三木道山じゃねえ、俺は史上最年少阪神入団したあのピッチャーじゃねえ、俺はバルト三国じゃねえ、俺はノーパン喫茶じゃねえ、俺はジュリアナ東京じゃねえぞ、この思い出したくもないものめ。」
「誰が奈美悦子乳首紛失事件だってんだよ、おまけに桜庭あつ子大根記者会見でもないし、ミセリーでもないし、イチローの思わせぶりな発言でもないし、三都主のシミュレーションでもない。ちくしょう!てめえ、いいかげんにしろ!この弟め!」
「え・・・・もしかして、兄さん?」
「弟よ!わが弟よ!」
「にいさーーーーん!」
「わーーーん、弟よー、どこほっつきあるいてやがった、この親不孝めー。」
「あ?親不孝?俺はあれか・・・・」