出産スタジアム

数日前から「強制出産」という言葉が頭から離れない、この言葉をどこで聞いたのかさっぱり覚えてなく、そもそも聞いたのかどうかすら定かでないという絶望的な状態なのだが、さて、強制出産とはどういう意味かと考えてみてもさっぱりアイデアは浮かんでこず、よくよく考えたら出産ってみんな強制じゃねえ?なんて思っちゃうメカニズム、そんなこと言っちゃったら「出産とは強制されるものではないわ!女の権利よ!」とフェミニズム関係の女傑から非難轟々、雨ざあざあ、あっという間にかわいいコックさん、という具合に墨がなかったので、雪舟が涙で懲罰房の床に描いたコックさんを踏み潰したのは、誰あろう、ウィンストン・ジェラルドであったのだ!!!そのとき、ウィンストン・ジェラルドは一人のしがない発泡スチロール売りだったのだが、ニューヨークで生の発泡スチロールを販売する事業を成功させ、日本に来日したときには億万長者となっていて、彼は若い頃から抱き続けていた画家になる夢を叶えるために、すべてを捨て去ってしまったのだ、おお偉大なるウィンストン、自分の夢のためには金など捨て去ってしまうウィンストン、すんげー絵は下手だけどウィンストン、あと雪舟は絵を踏み潰された後に公務員になった。