美食テュラム

はい、今日も始まりました「僕らの四半世紀料理戦争」です!長い!相変わらず長いよ、僕らの料理戦争!はい、おためごかしもここまでだ!というわけで、今日の料理なんですけども、「イサキの地中海風煮込みポン酢和え」ですねー。
うん、じゃあ、まず材料の説明から始めましょうか。まず、イサキなんですけどね。こちら、この季節おいしいですよねー。ええ、空を自由に飛びまわって…え?あ、うそ、鳥じゃないの…?鳥じゃなきゃなんなの、犬なの?…犬でもないの?じゃあ、なんなの、イサキなんなの。「飛ぶイサキを落とす勢い」ってなんだったの。だまされたの、またマスメディアにだまされたの、カメラで犯されたの、私…!あら、ごめんなさい。料理だったわね。このご時勢に料理なんて能天気なこと。
さて、このイサキとかいうナイスガイをねまず皮をはぎます。こう、力いっぱい引っ張ってすぽーん!!すぽーん!!そしてその剥いだままの勢いをすっかり殺して、バント。セイフティバント。一塁二塁オールセーフ!!さて、ここで迎えるバッターは!!四番サードイサキだぁぁぁ!!(怒号のような歓声)(イ・サ・キ!)(イ・サ・キ!)(かっとばせー、イサキ!アメリカ倒せー、オー!)
さ、この皮を剥いだイサキなんですけどもね、それを地中海風に煮込んでいくわけですよ、私みたいなあばずれが。うるさいわよ!誰が売女よ!あ、すいません…。
さて、地中海風に煮込むと言っても、これだけじゃなんだかわかりませんね。ほんと、簡単なんですよ、地中海風なんて。まず、地中海を思い浮かべてください。美しい海…柔らかな潮風…古めかしい灯台…そしてたくましい漁師たち…。さあ、まぶたの裏に地中海が浮かんだでしょうか。そしたら、そのまま「地中海地中海地中海」とつぶやきながら、しょうゆとみりんで味付けしてください。「あらぁ、いつもと味付け変わらないけど、なんだか地中海の香りがするみたいだわ〜」と大喜びになるかもしれませんが、それは、ゲ、ン、カ、ク☆地中海なんて行ったこともないくせに、せいぜい行ったのは日本海、ある国の呼び名は東海、さあどっちが正しいのだ、白黒はっきりつけようじゃないか、あの海はどう呼べばいいのだ!「母と呼びなさい」女は海〜♪さて、最後になりますけども、こうして地中海風に5年ほど煮たイサキ先生(イササカ先生にかけてみました!死ね、浪人生の息子!)に、さーっとポン酢をかけるわけなのですけれども、さて、ここでまた問題だ。ポン酢のポンってのはなんだ、なんなんだ、教えてくれ、神父さん、俺は生きててもいいのか、切った爪を自販機のおつりのところに捨てるような俺でも、100円は必ず5円と1円玉だけで出してレジを戦場に変えるような、こんな俺でも生きてていいのか、シンプソン神父さんよ…ポンはなんなんだ!ポンコツのポンか!ポールは出張に行ったから今日は私たちだけで楽しみましょうよンのポンか!ポンゴスティーンのポンか!ポンゴスティーンってなんなんだ!

http://scientific-browser.hp.infoseek.co.jp/zatugaku/49_pons.html


へぇ〜。
それでは、「第三次厨房連続殺人事件」来週も見てくださいねー!!